三河湾のステキな島々
【女子旅マスト島】「アートの島」として女性に大人気
三河湾最大の有人島、船でサクッと佐久島へ
佐久島といえば有名なこの光景。
佐久島を代表するアート作品「おひるねハウス」、島内各所にこうしたアート作品が”年々増殖”しています。
これらのアート作品を美術館や公園ではなく、島のあちこちに配置することで、それが島の新しい風景を見事に生み出してます。
◎ 佐久島の予備知識
・三河湾にある最大の有人島。西尾市営渡船で渡ります(片道約20分)
・面積は東京ディズニーランドの約3倍。
・島は大きく分けて東と西があり、文化様式が全く違います。渡船は西・東のそれぞれの港から発着。
・島内の移動手段は徒歩かレンタサイクル。西-東港間は直線で約1キロ、徒歩で普通に歩けば30分、2時間もあればアート作品を巡りながらゆったり散策できます。
まずは折角の船旅ですから、デッキで潮風を浴びながら約20分のクルージングを満喫♪
運が良ければスナメリにも会えちゃいます! 😛
※ ご注意! 強風時などは潮をザブザブ被ります!そんな時は速やかに船内に退散しましょう
今回は西港で下船し東港で乗船しました。
フラワーロードを経由するコース(写真の黄色いルート)、佐久島の定番コースです ➡
「西」は大きな旅館やお店はなく穏やかな漁港と黒壁の街並みが美しい、静かなエリア。
しっとりと黒壁の路地を散策しながら、まずは「おひるねハウス」を目指します。
黒壁の古民家を改装した可愛らしいカフェもあります 😳
徒歩5分ほど歩けば無料休憩所「弁天サロン」があります。
島の紹介コーナーなどもある公共の休憩所、スタンプラリーの用紙や観光案内もありますのでトイレ休憩がてら催事などの情報収集にお勧め 😛
ただし休館日がありますのでご注意を。
「おひるねハウス」まではこんな感じの黒壁の路地を散策。
要所要所に案内看板が出ていますので安心 ➡
キャッチ―な雑貨屋さん。
路地が狭いので私はいつも徒歩で巡ります。
そして海沿いに抜けるといきなり登場!
一見かなり違和感がありますが、現物は美しい海と一体化しています。
とても不思議!
ハシゴ完備、全9室。
おひるねを楽しみましょう!
せっかくのおひるね風景、「自撮り棒」だとかなり難しいです。
小さな三脚か、スマホを固定できるようなアイテムがあると助かります。
もし他におひるねさんがいらっしゃったらシャッターをお願いするのもグッドですよ!
まさに偶然、同じ日に同じスポットに行った人同士の譲り合い・助け合い、これも旅の醍醐味 😛 😛 😛
「西」の集落へ少し戻るようなルートで「フラワーロード」を目指します。
とっても静かな街並み。
「西」の魅力を満喫しましょう。
さて島の「西」と「東」を結ぶメインストリート「フラワーロード」です。
こちらは舗装されており、レンタサイクルでも楽々。
普通の道路のようです。
いえ、普通の道路ではありません。
普通の道路に「仮面ライダー」はありません!
しかも最近のイケメン大集合ライダーではなく、「仮面ライダーV3」ですよ 😯
なにげにヤギも登場 😯
小さな祠に可愛らしい弘法大師様も
佐久島では、いわゆる八十八ケ所の写し霊場である「弘法道」がありました。
これも近年のアートプロジェクトにより、祠の新設・リノベーションが進められています。
島内にはこういった、いわばアートな「弘法様の祠」が点在しています。
よく見かける「お地蔵様」にあたるのでしょうか?
こちらもアーティスティック
こちらは完全に「お地蔵様」のお姿。。。
「フラワーロード」を抜けると海水浴場もある海岸沿いのルートに出ます。
いよいよ「東」へ突入です!
同じく三河湾の有人島「日間賀島」、「篠島」が見えます。
こちらの2島へは知多半島から観光船で渡ります。
いきなりカモメの大群!
アート作品「カモメの駐車場」です 😛
こちらも有名なフォトスポット♪
海岸沿いにあるお店の壁が可愛らしい虹♪ 😳
「東」には旅館やお食事処などのお店があります。
JAもあります。
島内の、いわゆる「街」にあたるのでしょう。
今流行りのコチラ
「東」の中の路地で見つけました♪
「東」は寺社も多いエリア。
路地も比較的整備されていて歩きやすいです。
ただしご注意ください!
トンビが狙っています 😈
「海釣りセンター」がある大島へ渡る途中。。。
また出ました。
「おひるねハウス」は黒色でしたが、今度は「白」です。
なんじゃこりゃ!?
その正体は「イーストハウス」、長~~~~~~~~~~いベンチです 😯
実はこちらの「イーストハウス」から海をよーく見ると。。。
「おひるねハウス」が正面に見えます
この東港よりも先に「筒島」エリアがあり、こちらもかなりボリューム満点なのですが、今回はこちらまで。
東港で船を待ちながら、周辺を少し散策してみました。
「島」といえば欠かせないのが「猫ちゃん」♪
もちろんいらっしゃいます。
のんびりと暮らしていらっしゃいます
堤防に山積みになっているコチラはタコ漁で使う「タコツボ」。
三河湾は「タコの丸茹で」が名物料理なくらい、タコ漁が盛んです
陶器ではなく、割れない素材のようです。
船はだいたい1時間に1本、シーズンには増便もあります。
西尾市が運営する公営渡船なので安心です
待ち時間で、「なっちゃん」を頂きました。
蒲郡市民の癖でしょうか、ついついみかん味をチョイスしてしまいます 😉
公営渡船にしては派手で可愛らしい船体、キャビンも良いですが、やはり屋上デッキがお勧めです。
船酔いをされる方は、できるだけ出船間際に乗船されるとよいでしょう。
今回の渡島は一色港AM9:30出船、西港で下船・東港12:30出船の行程でした。
要所を巡るなら、半日もあれば徒歩で楽しむことができます。
名物「大あさり丼」をランチに頂き、しっかりと島を巡るならレンタサイクルで1日行程がよいでしょう。
「アートな島、佐久島」
その魅力はアートのみではなく、自然や、歴史文化とアートが融合した素晴らしい景観。
そして何よりも、ゆったりと流れる時が「にほんの里100選」にも選ばれた佐久島の魅力。
目に映るすべてが、癒しの風景でした。
【佐久島へは】
姫宿 花かざし
↓ 車で約30分
「一色さかな広場」に隣接する渡船場
↓ 船で約20分
佐久島 西・東港
公共交通機関は名鉄西尾駅よりバス利用で渡船場へ。